認知リハビリテーションの領域には、MSOT、MNT、APT、MACT、MMT、AMMT、MEFT、MPCの8つの技法が示されている。
覚醒や見当識訓練に関するもの:MSOT
 注意に関するもの:MNTAPTMACT
          記憶訓練に関するもの:MMTAMMT
          遂行機能訓練に関するもの:MEFT
          心理社会的行動訓練に関するもの:MPC

  
 
音楽による感覚見当識訓練法
(Musical Sensory Orientation Training: MSOT)
 
概要:地域や季節と関連する音楽や心地良い音や楽器の触覚刺激を用い感覚刺激、見当識の覚醒、警戒や初期的な注意力の維持や改善を促進します。
適用:意識障害、認知症の見当識障害

CBRM 論文(基礎研究)     
CBRM 論文(臨床研究)
日本論文
 

音楽による半側空間無視に対する訓練法 (Musical Neglect Training: MNT)
 
概要:楽器の配置や音楽の構成を無視側へ進行するように工夫し、必要に応じてなじみの曲に合わせて演奏することで無視された視空間へ注意をむける能動的な演奏による訓練です
適用:主に、脳血管障害、外傷性脳損傷による半側空間無視が対象

CBRM 論文(基礎研究)     
CBRM 論文(臨床研究)
日本論文
聴覚識別訓練法
(Auditory Perception Training: APT)
 
概要:聴覚刺激に対する識別能力の促進、そして音楽を通して感覚統合を促進します
適用:注意障害、意識障害

CBRM 論文(基礎研究)     
CBRM 論文(臨床研究)
日本論文
 
音楽による注意コントロール訓練法
(Musical Attention Control Training: MACT)
 
概要:音楽を聞き分ける即興演奏などにより、注意機能の維持性・転導性・選択性・分配性などを訓練します。
適用:主に、高次脳機能障害にともなう注意障害

CBRM 論文(基礎研究)     
CBRM 論文(臨床研究)
日本論文
音楽による記憶訓練法 (Musical Mnemonic Training: MMT)  
概要:音楽を用いて、日常生活に必要な手続き的記憶や宣言的記憶(エピソード記憶や意味記憶)を促進します。
適用:初期で軽度認知症、高次脳機能障害の記憶障害

CBRM 論文(基礎研究)     
CBRM 論文(臨床研究)
日本論文
音楽による統合的気分・記憶訓練法
(Associated Mood & Memory Training: AMMT)
 
概要:生活史に関連する音楽を用いて特殊な記憶へのアクセスすることにより、その記憶と連合的した気分や心理状態へアクセスし、不穏やうつ状態BPSD(認知症に伴う行動障害と周辺症状)の軽減を促進します。
適用:認知症

CBRM 論文(基礎研究)     
CBRM 論文(臨床研究)
日本論文
資料:
リアリティーオリエンテーションと回想法
回想法計画表
回想法個人チャート
回想法個人資料
音楽による遂行機能訓練法 (Musical Executive Function Training: MEFT  
概要:集団または個人での即興演奏・作曲活動を行うことで、系統立て、問題解決、意志決定、根拠付け、理解などの遂行機能の改善を図ります。
適用:高次脳機能障害の遂行機能障害

CBRM 論文(基礎研究)     
CBRM 論文(臨床研究)
日本論文
音楽による心理療法とカウンセリング法
(Musical Psychotherapy & Counseling: MPC)
 
概要:音楽鑑賞・音楽によるロールプレイ・即興演奏・作曲活動などにより、気分の抑制、感情表現、情動の修正、認識、現実見当識、社会的交流等の問題への取り組み、心理社会的機能を促進します。
適用:主に、精神療法(心理療法)の対象)

CBRM 論文(基礎研究)     
CBRM 論文(臨床研究)
日本論文